白目・良質・多収の大豆新奨励品種「リュウホウ」の栽培法

タイトル 白目・良質・多収の大豆新奨励品種「リュウホウ」の栽培法
担当機関 秋田県農業試験場
研究期間 1994~1994
研究担当者
発行年度 1994
要約 「リュウホウ」の標準播種期の子実重は、ライデンに比べ 6%程度多収である。播種密度は、平方メートル当たり 13.7から 18.3本程度の標準からやや密植がよい。密植に伴う耐倒伏性はライデンより強く、機械化適性は高い。基肥量は a当たりの窒素、燐酸、加里がそれぞれ0.25、0.75、0.75kg程度が適する。
背景・ねらい 大豆作付面積の減少と、連作畑の増加により多収、良質、
大粒品種が望まれている。
ここではライデンに代わる新奨励品種「リュウホウ」(東北113号)
の特性と栽培法を明らかにして、県産大豆の良質、多収化をはかる。
成果の内容・特徴
  1. 播種期は標準播きが最も多収で、子実重はライデンより 6%多く、
    晩播きに伴う粒の小粒化が少ない
    (表1)。
  2. 栽植密度は平方メートル当たり 13.7から
    18.3本程度の標準からやや密植が良く、百粒重は標準密度で重い
    (表2)。
  3. 倒伏は主茎長が 70cmを超えるとやや多くなるが、
    最下着莢主茎節位高が高く、ライデンより機械化収穫に適する
    (表2)。
  4. 施肥法による差は認められないが、被覆尿素肥料の効果が高く、
    a当たりの基肥は窒素、燐酸、加里がそれぞれ
    0.25、0.75、0.75kg程度が適当である
    (表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 適応地帯は秋田県内全域。
  2. コンバイン収穫による多収、良質大豆生産が期待できる。
図表1 230597-1.gif
図表2 230597-2.gif
図表3 230597-3.gif
カテゴリ 肥料 機械化 施肥 大豆 播種 品種

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