紋枯病と疑似紋枯病(褐色菌核病及び赤色菌核病)のジクロメジン剤による同時防除

タイトル 紋枯病と疑似紋枯病(褐色菌核病及び赤色菌核病)のジクロメジン剤による同時防除
担当機関 宮城県農業センター
研究期間 1994~1994
研究担当者
発行年度 1994
要約 紋枯病と疑似紋枯病(褐色菌核病、赤色菌核病)を同時防除するには、ジクロメジン剤の出穂直前散布が有効である。
背景・ねらい 宮城県内で発生の多い疑似紋枯病として褐色菌核病と赤色菌核病がある。
被害は、紋枯病より軽いことが多いが、紋枯病と混発して被害を助長したり、
高温年に多発して、品質低下をもたらす場合がある。
疑似紋枯病の防除には一部の紋枯病防除薬剤が有効なことから、
防除の省力化、低コスト化を図るために、紋枯病と疑似紋枯病の同時防除適期を
検討した。
成果の内容・特徴
  1. 紋枯病に対しては、ジクロメジンゾル剤の出穂10日前、出穂16日前、
    出穂1日前散布の効果が高い。また、褐色菌核病に対しては、
    ジクロメジンゾル剤の出穂1日前の散布で効果が高い。
    (図1)
  2. 赤色菌核病に対しては、フルトラニル水和剤に比べジクロメジン水和剤
    の効果が高い。(図2)
  3. 紋枯病・赤色菌核病ともに出穂直前1回散布及び出穂直前と穂揃期の
    2回散布で効果が高い。(図2)
  4. 以上のことから紋枯病と褐色菌核病及び赤色菌核病を同時防除するには、
    出穂直前にジクロメジン剤を散布するのが有効である。
成果の活用面・留意点 出穂後に紋枯病や疑似紋枯病の病勢進展が懸念される場合は、
穂揃期に追加散布を行う。
図表1 230631-1.gif
図表2 230631-2.gif
カテゴリ 病害虫 省力化 低コスト 防除 薬剤

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