初夏まきトレビスの育苗と機械移植による省力化

タイトル 初夏まきトレビスの育苗と機械移植による省力化
担当機関 青森県畑作園芸試験場
研究期間 1994~1995
研究担当者
発行年度 1994
要約 トレビスのセル成型苗育苗では、200穴のセルトレイを用い、20日~25日の育苗が適する。この際、毛ブラシによる接触刺激は移植適応性の向上に寄与する。セル成型苗を使用した機械移植では、全自動型移植機を用いると手作業体系に比べ約80%、半自動型移植機を用いると手作業体系に比べ約50%の省力が可能になる。
背景・ねらい ニューソフト野菜トレビスの産地化を図るために、機械移植に対応したセル成型苗育苗
法と機械移植適応性並びに野菜移植機利用による移植作業の省力効果を検討した。
成果の内容・特徴
  1. セル成型苗育苗では、200穴で1穴当たり容積が14ml程度のトレイが適する
    (表1)。
  2. 育苗期間は、苗の仕上がり、植付精度、定植後の生育などから、20~25日が適する
    (表1,表3)。
  3. 育苗中に毛ブラシによる接触刺激を行うことにより草丈が短くなり、機械移植では
    損傷が少なく、健全株率が向上する
    (表1,表3)。
  4. セル成型苗を使用した機械移植では、全自動型移植機を用いると、手作業体系に比べ
    約80%の省力が可能となり、半自動型移植機を用いると手作業体系に比べ約50%の省力が
    可能になる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 機械移植では、育苗期間が20日未満の場合欠株が多くなる。欠株は、全自動型移植機が
    半自動型移植機より多い。
図表1 230704-1.gif
図表2 230704-2.gif
図表3 230704-3.gif
カテゴリ 育苗 栽培技術 省力化 トレビス

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