秋冬まきナバナの低温処理による早どり技術と栽植様式

タイトル 秋冬まきナバナの低温処理による早どり技術と栽植様式
担当機関 青森県畑作園芸試験場
研究期間 1994~1994
研究担当者
発行年度 1994
要約 無加温簡易ハウスを利用した、秋冬まきナバナにおいて、セルトレイに播種した後、トレイごと3度Cの冷蔵庫に入れ、10日間低温処理を行うことによって花芽分化が促進され、抽台時期、収穫時期が早くなる。また、その場合の栽植様式は、条間30cm、株間15cmが適する。
背景・ねらい 近年、種々のナバナが出荷されてきている。無加温簡易ハウスの有効利用を目的
として、秋冬どりナバナを取り上げ、その適品種を選定するとともに、作期拡大の
観点から種子に低温処理を行い、その効果について検討した。また、安定生産を
図るために、最適な栽植法についても併せて検討した。
成果の内容・特徴
  1. 10月下旬播種の作型では、オータムポエム、三陸つぼみ菜が適している。
  2. 1セル容積24mlの128穴セルトレイに播種後、3度Cの冷蔵庫に入れて10日間低温処理
    をすると、収穫時期が、オータムポエムでは約18日、三陸つぼみ菜では約23日早まる
    (表1)。
  3. 栽植様式は条間30cm、株間15cmの3条植えが収量が多く、適する
    (表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 厳寒期には不織布およびポリトンネル、低温マット、カーテン等で保温に努める。
図表1 230707-1.gif
図表2 230707-2.gif
カテゴリ 簡易ハウス 出荷調整 なばな 播種 品種

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