バラの冬季一時休眠栽培における休眠期加温の効果

タイトル バラの冬季一時休眠栽培における休眠期加温の効果
担当機関 青森県畑作園芸試験場
研究期間 1994~1994
研究担当者
発行年度 1994
要約 バラの冬季一時休眠栽培の休眠期間を加温する(最低室温約5度C)ことにより、自然低温に遭遇させる標準的な栽培法に比べ、休眠が浅いため萌芽が早く採花期が前進し、切花長も長くなり品質向上が図られる。
背景・ねらい 従来の自然低温に遭遇させる休眠方法では、休眠が深いため、一番花の品質を高める
には高度な管理技術を要する。そこで、休眠期間を加温することにより休眠を浅くし、
一番花の品質向上と採花期に前進を図った。
成果の内容・特徴
  1. 休眠期間の管理方法
    1. 温度
      施設内の最低室温は切花中の約16度Cから約10度C(1週間)で馴らした後、約5度Cで
      管理する。
    2. 休眠期間
      休眠期間は約7週間程度とする(12月下旬~2月下旬、
      表1)。
    3. かん水
      かん水は10月下旬より、控えめとし、休眠期間中はかん水は行わない。休眠後の加温
      開始と共にかん水を始める。
  2. 休眠期を加温することにより、一番花は切花長が長くなり品質が向上し
    (表2)、3月下旬~4月上旬から採花できる
    (表3)。
成果の活用面・留意点 県下全域に適用する。
図表1 230709-1.gif
図表2 230709-2.gif
図表3 230709-3.gif
カテゴリ 管理技術 ばら

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