タイトル | 桑葉付着有機リン剤の免疫測定法による検出 |
---|---|
担当機関 | 福島県蚕業試験場 |
研究期間 | 1994~1994 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1994 |
要約 | MEP剤、DEP剤、DDVP剤を散布した桑葉から抗有機リン剤血清を用いた競合法ELISAによって、薬剤を検出することが可能であった。 |
背景・ねらい | 飛散農薬等によって汚染した桑葉の給与による事故の発生は蚕作に多大の影響を 及ぼす。しかし、中毒症状から農薬によるものかどうかあるいは農薬種を特定する ことは困難である。そこで、免疫抗体を用いる血清学的診断方法により桑葉に付着 した薬剤を正確に検出しようとする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 | 抗有機リン血清を用いた競合法ELISAにより、生物検定法と同等の感度で薬剤が検出 できる。しかも、検出に要する時間は約6時間であり、生物検定法と比較すると極めて 短時間で実施できる。 しかし、本手法により薬剤名を特定することはできないので注意を要する。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 桑 生物検定法 農薬 薬剤 |