長期積雪地帯における無エルシン酸「アサカノナタネ」の播種適期

タイトル 長期積雪地帯における無エルシン酸「アサカノナタネ」の播種適期
担当機関 福島県農業試験場
研究期間 1993~1995
研究担当者
発行年度 1995
要約 根雪日数100~110日の長期積雪地帯における「アサカノナタネ」の直播栽培での播種適期は8月下旬から9月上旬で、a当たり20~30kgの収量が期待できる。
背景・ねらい 「アサカノナタネ」は景観作物を兼ねた油量作物として注目されている。特に長期積雪地帯である会津での新たな普及が期待される。しかし、同品種の積雪地における適応性は未検定であった。このため、積雪地における「アサカノナタネ」の越冬性を検定するとともに、播種適期を確立する必要がある。
成果の内容・特徴
  1. 「アサカノナタネ」は根雪日数100~110日の長期積雪地帯でも直播栽培が可能である。
  2. 越冬歩合は9月上旬までの播種で高い。また、成熟期における残存本数は、播種が早いほど多い(図1)。
  3. 収量は、播種が遅れると低下する。9月中旬以降の播種では減収程度が高い(図2)。
  4. 収量からみた播種適期は8月下旬から9月上旬までである(図2)。
  5. 長期積雪地帯での収量は、a当たり20~30kg程度が期待できる(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 積雪地では播種が遅れるほど残存本数が不足するので、播種適期を守る。
  2. 根雪日数90日以下の地帯の播種適期は、従来通り9月上旬~下旬である。
図表1 230793-1.gif
図表2 230793-2.gif
図表3 230793-3.gif
図表4 230793-4.png
カテゴリ 直播栽培 なたね 播種 品種

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