タイトル |
高能率ねぎ移植機を利用した高品質ねぎ栽培法 |
担当機関 |
山形県立農業試験場 |
研究期間 |
1995~1999 |
研究担当者 |
|
発行年度 |
1995 |
要約 |
山形県で開発した高能率ねぎ移植機を利用したねぎ栽培では、作型は春播き夏秋どり栽培で、慣行栽培に比べて高品質なねぎが生産できる。
|
背景・ねらい |
山形県で開発した高能率ねぎ移植機は、半自動長ねぎ移植機の約5倍も能率が高いが、品質面での検討がなされていないことから、高品質ねぎ栽培法の確立が望まれていた。
|
成果の内容・特徴 |
- 高能率ねぎ移植機を用いる耕種法は表1の通りである。
- 作型は夏秋どりであり、品種は夏扇一本である。
- 播種期は2月下旬で、定植期は4月下旬であり、育苗はチェーンポットで行う。
- 栽植密度は畦間100cmで、株間は5.5cmである。
- 高能率ねぎ移植機を利用したねぎは、慣行栽培に比べて高品質である(表3)。
- 高能率ねぎ移植機を利用した栽培では、振興指標に比べて経済的である(表4)。
|
成果の活用面・留意点 |
移植の精度を高めるために、本圃のみかけ耕深は25cm以上、、砕土率は10mm以下の土塊割合80%以上を確保する。
|
図表1 |
 |
カテゴリ |
育苗
栽培技術
ねぎ
播種
品種
|