トルコギキョウの11〜12月出し作型に適した品種の選定

タイトル トルコギキョウの11〜12月出し作型に適した品種の選定
担当機関 福島県農業試験場
研究期間 1995~1995
研究担当者
発行年度 1995
要約 苗冷蔵処理による11~12月出し作型に適したトルコギキョウ品種を選定した。これらの品種は切り花率が高く、切り花長も確保できるため作型の安定化が図られる。
背景・ねらい トルコギキョウの抑制栽培において11~12月にかけて切り花する作型では、育苗期が高温となるため苗のロゼット化が問題となっている。このため現在のところ夜冷育苗や高冷地育苗によってロゼット化を回避する栽培方法が行われているが、より簡易で確実なロゼット打破法の確立と品種の選定が必要である。
成果の内容・特徴
  1. 全供試44品種のうち11~12月出し作型に向いた品種を切り花率70%以上、切り花長60cm(福島県青果物標準出荷規格M級)以上を基準に選定すると「ロイヤルライトパープル」等15品種である。
  2. 上記品種の中でも切り花率がより高く、開花揃いが良い点で、「ロイヤルライトパープル」、「ロイヤルピンク」、「パープルエッジグラス」の3品種が得に優れている。
    (表1 苗冷蔵処理によるトルコギキョウ11~12月出し栽培の開花期及び切り花品質)
成果の活用面・留意点
  1. 苗冷蔵開始時の苗令は、展開葉で4枚程度とする。
  2. 冷蔵中は灰色かび病等の防除を定期的に行う必要がある。
  3. 定植後は乾燥防止に注意する。
図表1 230861-1.gif
カテゴリ 病害虫 育苗 乾燥 栽培技術 出荷調整 トルコギキョウ 品種 防除

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