タイトル | 水稲晩生新品種「ゆめむすび」の移植時期,栽植密度及び施肥法 |
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担当機関 | 宮城県古川農業試験場 |
研究期間 | 1994~1996 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1996 |
要約 | 「ゆめむすび」の移植時期の晩限は5月20日頃、栽植密度は18.5株/平方メートルから22.2株/平方メートル、基肥窒素量は0.40kg/a程度が適切である。追肥窒素量は幼穂形成期0.30kg/aと減数分裂期0.10kg/a、または出穂45日前後に0.10~0.20kg/aと幼穂形成期に0.10~0.20kg/a、さらに減数分裂期に0.10kg/aとし、合計0.30~0.40kg/a程度が適切である。ただし、食味を低下させないため減数分裂期の葉色(SPAD値)は40未満とする。 |
背景・ねらい | 平成8年奨励品種に採用した「ゆめむすび」は、本県では近年の奨励品種にない 晩生の粳種である。この品種の栄養生長期間は、中生品種より1週間程度長いために、 過剰分げつと、出穂が遅れた場合の登熟不良が懸念される。 また、草型は中間型であり、穂数が確保しにくいため、 籾数不足による収量の低下が問題となる可能性がある。 さらに、耐倒伏性が強いため、多肥栽培条件下での食味の低下も懸念される。 このため、移植時期、栽植密度及び施肥法を検討し、 本品種の良食味・安定栽培技術の資料とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
カテゴリ | 安定栽培技術 栽培条件 新品種 水稲 施肥 凍害 品種 良食味 |