アマランサスの早まきによる短茎化技術

タイトル アマランサスの早まきによる短茎化技術
担当機関 秋田県農業試験場
研究期間 1996~1996
研究担当者
発行年度 1996
要約 早播きすると出蕾が早く、短茎化し、熟期が早まり、稲刈り前に収穫ができる。播種適期は慣行より早い5月第3半旬である。
背景・ねらい アマランサスは転換畑で栽培され、コンバインで収穫されている。
しかし、慣行の5月下旬からの播種期では草丈が高くなり、
倒伏し易く穂に土砂が付着して子実に混入するなど収量低下を招いている。
また、9月末から多発生する害虫による穂の食害により子実品質の低下原因となり、
さらに収穫期は稲刈りと競合する。
これまで栽植密度を高め、施肥量を抑えて短茎化を試みたが、
茎・穂ともに細長く減収した。
そこで、短茎化と収穫期を早めることをねらいとした早播きを試みた。
成果の内容・特徴
  1. 慣行播種期より早播きすることで、出蕾期・開花期が早まり、
    9月中旬までには収穫可能となる(表1)。
  2. 慣行播種期より早播きすると、草丈は短くなる
    (表1)。
  3. 5月第3半旬播きでは、穂重が低下せず、子実収量はやや増加の傾向になり
    (表2)、倒伏のおそれもない
    (表1)。
成果の活用面・留意点
  1. 5月第3半旬までに播種することで生育が早まり、短茎となるため倒伏を軽減でき、
    かつ水稲の収穫作業との競合を回避できる。
  2. 早播き栽培では初期生育が緩慢となるため、雑草・害虫の防除を適切に行う。
図表1 230962-1.gif
図表2 230962-2.gif
カテゴリ 病害虫 アマランサス 害虫 雑草 水稲 施肥 播種 防除

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