積雪地帯における秋冬ニラの年内どり栽培

タイトル 積雪地帯における秋冬ニラの年内どり栽培
担当機関 福島県農業試験場会津支場
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 秋冬ニラの年内どり栽培では、ワンダーグリーンベルトを用いて8月下旬~9月中旬に播種をし、翌春定植することで、定植初年目に年内3回の収穫が可能で、その収量は308~340kg/aである。
背景・ねらい 積雪地帯における秋冬ニラ栽培は、春期定植の一般的な作型を採用した場合、
12月から2月の厳冬期が低日照となるため品質、収量の確保が困難である。
そこで生産の安定化を目的に品質、
収量が低下する厳寒期以前に収穫が終了可能な作型の検討を行う。
成果の内容・特徴
  1. この作型は前年秋に播種、露地で育苗し、翌年の春に定植する方式である。
    苗は85%以上が越冬する(表1)。
  2. 前年秋の播種時期は9月20日以前、翌春の定植時期は4月中旬が適当である
    (表1)。
  3. 植え付け初年目は9月下旬の捨て刈りで10月上旬から12月上旬までの期間に
    3回収穫が可能で、308~340kg/aの収量が期待できる
    (表2、表3)。
  4. 初年度刈り捨て時の生育量の目安は葉重900g/株以上、
    次年度は葉重1300g/株以上確保する
    (表1)。
  5. 栽培概要
成果の活用面・留意点
  1. 適用地域は寒冷地積雪少日照地帯とする。
  2. 株は2年で更新する。
図表1 231331-1.gif
図表2 231331-2.gif
図表3 231331-3.gif
図表4 231331-4.gif
カテゴリ 育苗 栽培技術 にら 播種 ピーマン

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