割繊維不織布利用によるハクサイ春まきトンネル栽培の換気作業省力化

タイトル 割繊維不織布利用によるハクサイ春まきトンネル栽培の換気作業省力化
担当機関 宮城県園芸試験場
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 割繊維不繊布を被覆資材に用いることにより、トンネルの開閉作業を行わずに5月上旬収穫のハクサイ春まきトンネル栽培が可能となる。
背景・ねらい 宮城県内のハクサイの春まきトンネル栽培では、被覆資材にポリエチレンフィルム等を
使用している。このため春の温度上昇時には換気のためトンネルの開閉等が
必要になる。また、結球中の春先の強風で株元に土砂が入り込む事による
品質低下も見られる。そこでトンネルの開閉が不要で長期被覆ができ、
5月上旬の収穫が可能な被覆資材について検討する。
成果の内容・特徴
  1. ハクサイの春まきトンネル栽培ではタフベル4000N,ベツルーキ750N,試作42800,
    試作HT646等割繊維不繊布を利用することにより、
    トンネルの開閉を行わずに栽培が可能である。
  2. トンネル内の最低気温は資材による差がなく、最高気温は農ポリが最も高く、次いで
    試作42800、タフベル4000N、ベルツーキ750Nである。
    しかし農ポリは過剰に温度が上昇するため、開閉なしでの栽培は困難である
    (図1)。
  3. トンネルの開閉を行わない被覆資材としては、試作42800が最も適し、タフベル4000N、
    ベルツーキ750Nがそれに次ぐ。開閉を行わない場合、
    ポリエチレンフィルムの区は著しく生育、収量、品質が劣る
    (表1)。
成果の活用面・留意点
  1. 本技術対象地域は慣行の春ハクサイ栽培が行われている地域とする。
  2. 本圃への施肥は早めに行い,透明マルチを使い地温を確保しておく。
  3. 品種は晩抽性品種の「はるさかり」等を用い、1月下旬以降播種の作型に適用する。
  4. 育苗は本葉8~10枚程度とし、風のない温暖な日に定植を行う。
  5. 被覆資材は、4月中、下旬頃の温暖な日に除去する。
  6. 調製重は1.2~1.5kgを目標に、遅れないよう適期に収穫する。
図表1 231340-1.gif
図表2 231340-2.gif
カテゴリ 育苗 栽培技術 省力化 施肥 はくさい 播種 品種

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