タイトル | パーコールを用いた牛凍結精子の効率的な生存分離方法 |
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担当機関 | 東北農業試験場 |
研究期間 | 1995~1997 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1998 |
要約 | 牛凍結融解精子を45%および90%のパーコールを用いて遠心分離すると、90%パーコール層の下部から効率的に生存・正常先体付着精子が回収できる。 |
背景・ねらい | 1985年に畜産試験場で年末成熟卵の体外成熟・受精による子牛が生まれて以来、 世界的に牛の体外受精に関する研究がなされている。しかし、 現行の精子処理方法では、全ての精子が卵子に侵入可能とは限らず、 優良種雄牛の精子が体外受精に使えない場合がある。その主な原因として、 精子の凍結融解後の生存性・運動性の低下があげられる。そこで、本研究では、 どの種雄牛の精子にも有効で、 しかも高い正常受精率が得られる体外受精系の開発を目的に、 先体が正常な生存精子を効率杓に回収できる精子の処理方法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本研究で使用した種雄牛は3頭と少ないので、 さらに多くの種成年精子について検査する必要がある。しかし、 凍結融解後の生存性が極端に低下する種雄牛精子の場合、 このパーコール法を使用すると、生存精子が効率的に得られ、 体外受精率の向上が期待できる可能性が示された。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
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