オウトウ「佐藤錦」の落果パターンと結実の関係

タイトル オウトウ「佐藤錦」の落果パターンと結実の関係
担当機関 山形県農業研究研修センター
研究期間 1999~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 オウトウ「佐藤錦」の落果は、大きく前期落果と後期落果の2つの主な落果時期があり、前期落果は主として雌性器官の発育不全に起因し、後期落果は主として未受精によると考えられる。また、前期落果が少ない園地(樹)ほど結実能力が高い。
背景・ねらい 中山間地域等におけるオウトウの新興産地では、
結実が不安定になりやすいが、オウトウの結実については不明な点が多い。
そこで、オウトウの落果パターンに及ぼす要因を明らかにするとともに、
落果パターンと結実の関係を明らかにし、
オウトウの安定生産を図るための基礎資料とする。
成果の内容・特徴
  1. 佐藤錦の落果は、以下の2つの落果時期を経過する
    (図1)。
    1. 前期落果は、満開2週間前後までの落果であり、果実(子房)が肥大せず落果する。
      前期落果は、主として雌性器官の発育不全に起因していると考えられる。
    2. 後期落果は、満開3~4週間後頃を中心とした落果であり、
      受粉の有無に関わらず、ある程度(横径8mm程度)まで肥大してから落果する。
      この時期の落果は、主として未受精による落果と考えられる。
  2. 前期落果及び後期落果の程度は、気象要因等により年次変動がみられる
    (図2)。
  3. 落果パターンと結実の関係は、前期落果が少ない園地(樹)ほど、
    結実能力が高い傾向にある(図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 開花期前後が高温で経過すると前期落果が多くなる傾向にある。
  2. 前期落果の落果率が70%以下であれば、受粉を徹底することにより20%程度の
    結実率を得ることが可能である。
図表1 231482-1.gif
カテゴリ おうとう 受粉 中山間地域

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