福島ゆかり蚕品種の成育特性

タイトル 福島ゆかり蚕品種の成育特性
担当機関 福島県蚕業試験場
研究期間 1998~2000
研究担当者 三田村敏正
松木伸浩
名倉明夫
瓜田章二 
発行年度 2000
要約 福島県にゆかりのある蚕品種の世界一、又昔、伊達錦は飼育経過が、錦秋×鐘和より2-3日短くなる。ゆかり品種の中で、繭糸質では世界一が最も優れており、稚蚕人工飼料育への適応性は又昔が最も高く、世界一、伊達錦も可能である。
背景・ねらい 福島県における絹ブランド化のため、かつて福島県内において育成された蚕品種の適用が考えられる。そこで、このような福島県ゆかりの蚕品種の中から、「世界一」「伊達錦」「又昔」「只見蚕」の4品種について、その成育特性を検討する。
成果の内容・特徴
      
  1. 飼育経過は世界一、又昔、伊達錦が錦秋×鐘和より2-3日短くなる。(表1)。
      
  2. ゆかり品種の中では、世界一が生糸量歩合、繭糸長で優れている(表2)。
      
  3. ゆかり品種の稚蚕人工飼料育への適応性は、遅れ蚕割合が少ない点から見て、又昔が優れている。世界一、伊達錦も稚蚕人工飼料育が可能である(表3)。
成果の活用面・留意点
     
  1. 蚕の不揃いによる遅れ蚕の多発が化蛹歩合の低下の要因になっているため、この点の改善が必要である。
  2. 「世界一」「伊達錦」「又昔」「只見蚕」は、蚕糸・昆虫農業技術研究所遺伝素材研究室から分譲いただき、当場で継代した蚕種である。
図表1 231715-1.jpg
図表2 231715-2.jpg
図表3 231715-3.jpg
カテゴリ 品種

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