タイトル | 鉢物用カンパニュラの春出し栽培における加温電照栽培の効果 |
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担当機関 | フラワーセあおもり |
研究期間 | 2001~2002 |
研究担当者 |
佐々木和也 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 鉢物用カンパニュラにおいて冬期間に加温電照処理を行うと、6月から8月の開花期を最大で2か月から5か月早めることができる。 |
キーワード | カンパニュラ、鉢物、加温、電照 |
背景・ねらい | 青森県内の鉢物生産はプリムラやシクラメンが中心となっており、新たな品目の開発が求められている。そこで、新規の鉢物品目として、カンパニュラの春出し栽培における加温電照時期を検討する。 |
成果の内容・特徴 | 1. 鉢物用カンパニュラにおいて冬期間に加温(最低温度15℃)と電照(深夜4時間の暗期光中断)の処理を行うと、開花期が早まる(表1)。 2. その効果は品種によって異なり、12月処理では開花期が最大で2か月から5か月早まる(表1)。 3. 処理開始時期と品種を組み合わせることにより、鉢物用カンパニュラを2月から9月まで長期出荷することができる(表1)。 4. 開花時の株張りを見ると、品種間差はあるものの全般に2月開始のものの株張りが優れる傾向にある(表2)。 |
成果の活用面・留意点 | 1. 播種時期と開花時期の関係については未検討である。 2. 冬期間の気温により開花期は変化すると思われる(1月から3月の屋外平均気温:平年-0.3℃、調査年1.5℃)。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | カンパニュラ シクラメン 出荷調整 播種 品種 プリムラ |