タイトル | 肥育豚への粉砕アマニ給与による高品質な豚肉生産技術 |
---|---|
担当機関 | 秋田農技セ畜試 |
研究期間 | 2004~2005 |
研究担当者 |
佐々木浩一 嵯峨久光 小野寺亨 千田惣浩 |
発行年度 | 2006 |
要約 | アマニを粉砕し、肥育豚の配合飼料へ5%の割合で添加。と畜前2ないし3週間の給与で、豚肉中の脂肪酸組成におけるα-リノレン酸の割合が約3~4倍に増加する。またn-6/n-3比は推奨値4以下で、望ましい脂肪酸バランスをもつ豚肉を生産できる。 |
キーワード | 養豚、豚肉、アマニ、α-リノレン酸、n-6/n-3比 |
背景・ねらい | 食品のおいしさや安全性に加えて、消費者の健康志向に対する意識・関心も年々高まっている。アマニは、α-リノレン酸を非常に多く含む種実である。α-リノレン酸は、EPAやDHAとともに、人において生活習慣病の予防など健康に良いとされ、「第六次改訂日本人の栄養所要量食事摂取基準」では、食生活において摂取しすぎると悪影響を及ぼすおそれのあるn-6系脂肪酸(リノール酸など)と摂取する割合を増やした方が良いとされるn-3系脂肪酸(α-リノレン酸、EPA及びDHAなど)の比率であるn-6/n-3比を4以下にすることが推奨されている。そこで、α-リノレン酸を豊富に含むアマニを肥育豚に給与することで、豚肉中のα-リノレン酸割合を高め、健康志向に対応した豚肉生産技術の確立を目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | あま 肉牛 豚 |