アグロバクテリウム・リゾジェネスA4菌により作出されたわい性リンドウ系統の特性

タイトル アグロバクテリウム・リゾジェネスA4菌により作出されたわい性リンドウ系統の特性
担当機関 岩手農研
研究期間 2002~2006
研究担当者 川村浩美
阿部潤
発行年度 2006
要約 土壌細菌アグロバクテリウム・リゾジェネスA4菌を利用して作出されたわい性リンドウは花・葉の大きさ等全体的にわい化し、栄養繁殖を行ってもわい化する形質は維持される。
キーワード リンドウ、わい化、アグロバクテリウム・リゾジェネス
背景・ねらい 消費者ニーズの多様化に伴い、リンドウにおいても多様な形質が求められている。土壌細菌アグロバクテリウム・リゾジェネスA4菌を利用したわい性リンドウの系統が多数作出されていることから、このわい化された新形質リンドウの生育特性を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 切り花品種の「ポラーノブルー」にA4菌を感染させて作出されたわい性リンドウ系統は、花・葉が小さくなるがわい化の程度は系統により異なり多様である(図1)。
  2. わい性リンドウ系統は、栄養繁殖を行ってもわい化する形質は維持され(表1)、また、エゾ系リンドウと交配した後代からもわい性個体が得られている(表2、図2:Y531 ×№34)。
  3. 1次選抜により得られている14系統について鉢物としての適性評価を行ない、6系統を有望系統として選抜している(表2○~△)。その6系統は多様であり、わい化しながらも異なる草姿を示す。(表2、図2)
成果の活用面・留意点
  1. わい性リンドウの鉢物栽培における基礎資料とする。
  2. わい性リンドウは(財)岩手生物工学研究センターにおいて作出されたものである。
図表1 232543-1.gif
図表2 232543-2.gif
図表3 232543-3.gif
図表4 232543-4.gif
カテゴリ 繁殖性改善 品種 りんどう わい化

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