タイトル | リンドウ「こぶ症」の原因がほ場畦畔に存在する可能性がある |
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担当機関 | 岩手農研 |
研究期間 | 2002~2006 |
研究担当者 |
千葉賢一 阿部潤 竹澤利和 岩舘康哉 |
発行年度 | 2006 |
要約 | リンドウ「こぶ症」発生ほ場の畦畔には、何らかの「こぶ症」原因が存在する可能性が示唆された。 |
キーワード | リンドウ、「こぶ症」、畦畔 |
背景・ねらい | リンドウ「こぶ症」はほ場畦畔際から発生が始まり、年ごとにほ場内側に向かって発生域が拡大していく発生様相から、土壌伝染性病害の可能性も疑われている。しかし、「こぶ症」ほ場の欠株跡にリンドウ苗を補植すると「こぶ症」を発症するが、発生ほ場から採取した土壌でリンドウをポット栽培しても症状は再現されず、土壌伝染性については未だ証明されていない。一方で、土壌物理性や化学性、ホルモン系除草剤など、非生物的要因についても様々な検討が行われてきたが、これらとの関連も認められていない。 最近の研究で、培養植物体において「こぶ症」の接木伝染性が確認されるなど、何らかの病原体の関与が強く示唆されているものの、既知の病原体は未だ検出されていない。 本課題では、リンドウのセル苗を「こぶ症」発生ほ場の畦畔に直接定植して、「こぶ症」の原因の所在について検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 栽培技術 除草剤 りんどう |