福島県中通りと浜通りにおける大豆「すずほのか」の栽培法

タイトル 福島県中通りと浜通りにおける大豆「すずほのか」の栽培法
担当機関 福島県農業総合センター
研究期間 2004~2007
研究担当者 遠藤あかり
佐々木園子
二瓶直登
水野由美子
発行年度 2007
要約 福島県において納豆用小粒大豆「すずほのか」は「コスズ」より収量が劣るが、中通り・浜通りにおいて晩播で畦間を70cm、株間を10cmとすることで、「コスズ」に近い収量を得ることができる。また、この時、畦間を狭めることで一層の増収が期待できる。
キーワード ダイズ、すずほのか、晩播、畦間、株間
背景・ねらい 東北農業研究センターで育成された納豆用小粒大豆「すずほのか」は、「コスズ」より耐倒伏性、モザイク病抵抗性に優れることから福島県で奨励品種に採用し、中通り・浜通りで普及を図る予定である。しかし、「すずほのか」を慣行の栽植密度で栽培した場合、分枝数が少なく、収量が劣る。そこで、福島県での「すずほのか」の普及を図るため、栽植密度等から収量性を向上させる栽培法について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 中通りにおける慣行の栽植密度では、標播、晩播とも「すずほのか」は「コスズ」より収量は劣るが(図1)、極小粒規格(粒径4.9mm以上5.5mm未満)収量は「コスズ」より優る(図2)。
  2. 「すずほのか」は、中通りにおける慣行の栽植密度では標播より晩播で収量性が優れる。
  3. 晩播において株間を狭めることで㎡当たり莢数は増加して増収する。他方、株間を狭めることで倒伏も増大することから、株間は10cmが適する(表1)。
  4. 晩播で株間を10cmとして畦間を狭めることで一層増収が期待できる(図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 本成果は福島県における中通り・浜通りでの「すずほのか」の普及に向けて栽培指針として活用できる。ただし、栽植密度以外の栽培管理は慣行に準じ、倒伏防止のための培土は必要である。
図表1 232643-1.gif
図表2 232643-2.gif
図表3 232643-3.gif
図表4 232643-4.gif
カテゴリ 栽培技術 大豆 抵抗性 品種

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