分娩前7日以内の乳腺分泌液の粘稠性が高いと分娩後に乳房炎を発症しにくい

タイトル 分娩前7日以内の乳腺分泌液の粘稠性が高いと分娩後に乳房炎を発症しにくい
担当機関 山形県農総研セ
研究期間 2006~2007
研究担当者 水戸部麻子
高野真理安
三上豊治 
発行年度 2008
要約 分娩前7日以内の乳腺分泌液の粘稠性が高いと分娩後に乳房炎を発症しにくい。また、粘稠性が低い場合は、乳房炎既往歴のある分房のほうが既往歴のない分房よりも分娩後の乳房炎発症率が高い。
背景・ねらい 安全安心で高品質なおいしい牛乳が消費者に望まれている中、生産現場では乳房炎が多発し、適切な飼養管理を行っても根絶しきれない状況である。そこで乳房炎を低減させるため、乾乳期における乳腺分泌液の性状と免疫能の関連を把握し、それらを指標として新たな対応技術を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 乳腺分泌液の粘稠性を判定する基準としてスコアを作成した(図1)。
  2. 分娩前7日以内の乳腺分泌液の粘稠性が高い(粘稠性スコア3以上)と分娩後に乳房炎を発症しにくい。ただし分娩前8 日以上になると発症する可能性が高くなる(図2、表1)。
  3. 分娩前7日以内の乳腺分泌液の粘稠性が低い(粘稠性スコア2以下)場合では、乳房炎既往歴のない分房は分娩後の乳房炎発症率が低いが、既往歴のある分房では発症率が高い(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 乳腺分泌液の粘稠性は、試薬など使用せずに生産者自らが簡単に検査できるものである。
  2. 乳腺分泌液を採取する際は衛生的に行う。
図表1 232798-1.png
図表2 232798-2.gif
図表3 232798-3.gif
図表4 232798-4.gif
カテゴリ 飼育技術

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