タイトル | 畦畔防除のみでカスミカメムシ類による斑点米被害を回避できる |
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担当機関 | 秋田農技セ農試 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
高橋良知 菊池英樹 新山徳光 糸山享 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 1ha程度の大区画圃場で、出穂期6日前頃の畦畔にジノテフラン剤を1回散布すると、カスミカメムシ類成虫の水田内への侵入を抑制し、斑点米被害を回避できる。本防除法によるジノテフラン剤散布量は、通常量を水田内に散布する場合に比べて最大で96%削減することができる。 |
キーワード | アカヒゲホソミドリカスミカメ、アカスジカスミカメ、畦畔防除、ジノテフラン剤、斑点米 |
背景・ねらい | 東北地方において斑点米カメムシ類の主要種となっているアカヒゲホソミドリカスミカメ(以下アカヒゲと略す)やアカスジカスミカメ(以下アカスジと略す)は、主として畦畔のイネ科雑草で増殖し、出穂期以降に成虫が水田内へ侵入して加害する。そのため、出穂期前に畦畔へ殺虫剤を散布することによって畦畔の密度を低減できれば、水田内に侵入する成虫の個体数を抑制し、本田防除をしなくても斑点米被害を回避できると考えられる。 そこで、「あきたこまち」作付圃場において、ジノテフラン剤を用いた畦畔防除技術について検討を行った。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 アカスジカスミカメ アスパラガス カメムシ 雑草 除草 除草剤 水田 農薬 斑点米 斑点米カメムシ 防除 薬剤 |