タイトル | 省エネルギー効果の高いヒートポンプと温風暖房機のハイブリッド運転方式 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2006~2007 |
研究担当者 |
安井清登(三菱重工空調システム(株)) 高市益行 川嶋浩樹 中野有加 馬場勝(ネポン(株)) |
発行年度 | 2007 |
要約 | 開発したハイブリッド運転方式は、ヒートポンプを主暖房、温風暖房機を補助暖房として両者を自動制御して温室暖房を行う。本方式は、慣行と比較して投入エネルギー、運転経費および二酸化炭素排出量の削減が見込まれる。 |
キーワード | ヒートポンプ、省エネルギー、ハイブリッド暖房、温室 |
背景・ねらい | 最近の原油価格の高騰により施設園芸における暖房用燃料消費量の削減が急務となっている。ヒートポンプ(以下、HPとする)は、省エネルギー技術として期待されているが、単独で暖房をまかなえる大型のHPでは高額になるため導入が進んでいない。このため、安価な小型HPを主暖房、温風暖房機を補助暖房とするハイブリッド暖房が考案されたが、連携動作できる仕組みが無く、運転経費の安いHPの運転を優先しようとしても、設定温度差を大きくとらなければ、HPと補助暖房の双方がon-offを繰り返すため実用上の問題になっている。 そこで、室内温度に応じてHP単独運転モードとハイブリッド暖房運転モードとを自動切替で制御するハイブリッド運転方式を新たに開発し、その省エネルギー効果を検証する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 寒地 施設園芸 自動制御 省エネ・低コスト化 ヒートポンプ |