タイトル |
M.9台使用によるリンゴ‘ふじ’のわい化栽培 |
担当機関 |
岩手県園芸試験場 |
研究期間 |
1973~1990 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1990 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- リンゴのわい化栽培でM26台使用ふじは樹勢が旺盛で、高樹高で樹容積も大きい。
これに対しM9台使用樹は樹容積で約60%で適正な樹勢である (図1)。
- M9A及びウイルスフリーM9台使用ふじはM9台ふじに比較し、樹高、樹容積ともやや
大きめである(図1)。
- 昭和61年から平成2年までの5ヶ年(14年~18年生樹)平均収量では、M26台使用ふじは
4.7tで、M9、M9A使用ふじは約4tであった (図2)。
- 技術・情報の適用効果
M9台使用ふじは、樹容積が小さいため、作業生も容易で大規模園地の多い岩手県では 省力化が可能であるので今後のふじの植栽にあたっては、M9台使用樹の導入が 望ましい。
- 適用の範囲
岩手県内
- 普及指導上の留意点
- M9台使用樹では、M26台使用ふじに比較し、新梢の発生が少ないので必要に応じて
BA剤や芽傷処理で枝の発生を促す。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
省力化
りんご
わい化
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