オウトウ花粉の貯蔵と利用

タイトル オウトウ花粉の貯蔵と利用
担当機関 山形県立園芸試験場
研究期間 1989~1990
研究担当者
発行年度 1990
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    1. オウトウの花粉は、-20度C以下の低温で貯蔵すれば、翌年までの
      授粉用花粉として利用できる。
    2. 貯蔵後の花粉発芽率が高いものほど結実率は良好である。
    3. 貯蔵温度が低いほう(-20度Cより-70度Cの方)が花粉発芽率は良好である。
    表1 貯蔵前及び貯蔵12ヵ月後における花粉発芽率
    表2 12ヵ月貯蔵花粉による結実率
  2. 技術・情報の適用効果
    最近、施設栽培での結実確保対策として、貯蔵花粉の利用の必要性が
    高くなってきた。特に授粉樹との開花期一致しない場合、授粉樹が
    少ない場合などには有効に利用できる。
  3. 適用の範囲
    県内オウトウ栽培地帯
  4. 普及指導上の留意点
    1. 出庫後は、なるべく早いうちに使用する。
    2. 授粉前に花粉発芽率を確かめる。
    3. 花粉発芽率の急激な低下を防ぐために、出庫後は温度、湿度とも低く保つ。

図表1 233456-1.gif
図表2 233456-2.gif
カテゴリ おうとう 施設栽培

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