タイトル |
輪換田における主要雑草の発生消長と防除法 |
担当機関 |
青森県農業試験場 |
研究期間 |
1988~1990 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1990 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 雑草の発生草種および発生量
- 雑草調査の対象となった輪換田は、8年間輪換田として使用し、水田に輪換する
前3年間大豆を連作した。
- 大豆作跡輪換田初年目の水田における雑草の発生草種は、一年生の広葉雑草が
主で、その発生量は極めて少なかった。 (表1) - 雑草の乾物重比率は輪換田2年目の水田では連作田の約24%、3年目の水田では
約54%で、輪換後の年数が長くなるにつれ、一年背生雑草を中心に発生量が増加した。 (表2、 表3)
- 雑草防除法
- 輪換田初年目の水田で、雑草の発生量が極めて少ない場合、防除剤の使用は不要である。
- 輪換田初年目に雑草の発生量が少なかった、2年目、3年目の水田では、一年生雑草を
対象とした除草剤の1回の使用のみで、高い抑草効果が期待できる。
- 技術・情報の適用効果
輪換田1年~3年目位までは、除草剤の使用を減らすことができる。
- 適用の範囲
県内全域
- 普及指導上の留意点
輪換田初年目の水田の雑草発生は、畑作期間の長さ、前作物の種類によって異なる。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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カテゴリ |
病害虫
雑草
除草剤
水田
大豆
防除
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