東北地方における畦畔シロクローバのダイズわい化ウィルス保毒実態

タイトル 東北地方における畦畔シロクローバのダイズわい化ウィルス保毒実態
担当機関 東北農業試験場
研究期間 1989~1991
研究担当者
発行年度 1991
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    東北地方各地(120地点)の畦畔シロクローバのダイズわい化ウィルス(SDV)保毒
    率をELISA検定により調べた結果、秋田県及び山形県の日本海沿岸の一部
    地域を除くほぼ東北地方全域でSDV保毒シロクローバの発生が確認され、
    ダイズわい化病の多発地ほど畦畔シロクローバのSDV保毒率が高い傾向が
    認められた(図1、図2)。
  2. 技術・情報の適用効果
    SDVを保毒した畦畔シロクローバがダイズわい化病の主要な伝染源となっている
    ことから、本情報は各地域における防除対策の基礎資料となる。
  3. 適用の範囲
    東北地方全域。
  4. 普及指導上の留意点
    本情報は1990年8月から11月にかけて各地の畦畔シロクローバを採取し
    調査した結果である。一方、東北地方におけるダイズわい化病の発生
    地域は、1971年の青森県における初発確認後、急速に南下拡大して
    現在では東北全県に及んでいる。したがって、各地の畦畔シロクローバの
    SDV保毒率は今後さらに増加するものと考えられ、本調査でSDV保毒
    シロクローバの発生が認められなかった地域でも本病の発生動向に注意を
    要する。

図表1 233604-1.gif
図表2 233604-2.gif
カテゴリ 病害虫 大豆 防除 わい化

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