タイトル |
促成イチゴの栽培技術 |
担当機関 |
山形県立園芸試験場 |
研究期間 |
1989~1991 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1991 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
促成イチゴの栽培に適した技術は以下の通りである。
- 適用品種は女峰とする。
- 育苗用土は、田土とくん炭を1:2に混合し、これにN:300g/床土1立方メートル
(N:192mg/10.5cm径ポット640ml)の被覆燐硝安加里70日タイプ (N:P2O5:K2O=14:12:14)を混合して用いると良い。
栽培概要
- 育苗
5月下旬、前年秋作に定植した親株より発生したランナーから採苗。育苗中は雨よけハウスに置床
- 夜冷処理
処理期間 7月20日~8月10日(20日間) 12度C一定の冷蔵庫に16:00~8:00まで入庫(8時間日長)。
- 本畑
定植 8月10日
表1 夜冷処理開始時の生育 表2 開花始期及び収穫始期 表3 商品果数、果重 図1 階級別収量 - 技術・情報の適用効果
従来、ポット育苗では育苗期間の施肥管理に多くの労力を要したが、 この技術により労力の軽減が図られる。
- 適用の範囲
砂丘地を除く県内一円
- 普及指導上の留意点
- 定植時に花芽を検鏡し、未分化の場合は夜冷処理期間を延長する。
- 育苗中はうどんこ病の防除を徹底し、本畑に持ち込まないようにする。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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カテゴリ |
病害虫
育苗
いちご
うどんこ病
栽培技術
施肥
品種
防除
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