タイトル |
宿根カスミソウの秋冬どり作型 |
担当機関 |
岩手県園芸試験場 |
研究期間 |
1987~1990 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1991 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 秋冬どり作型の定植時期、収穫期
 - マルチ効果とマルチ資材
マルチにより土壌水分が保持され、初期生育が勝り、収量が増加する。 マルチ資材は地温の上昇を抑制する白黒ダブルマルチとする (表1)。
- 電照効果と方法
秋冬どり作型では、電照により品質、収量が向上する。 電照方法は間欠照明とし、電照期間は8月中旬から開始し、抽台始めまでとする。
- 技術・情報の適用効果
高冷地と暖地との端境期で価格の高い10~12月出荷が可能となる。
- 適用の範囲
岩手県中南部沿岸
- 普及指導上の留意点
- 品種はブリストルフェアリーを用い、さし芽苗利用とする。
- 定植後、草丈が20~30cmになって側芽が発生するまで灌水を励行する。
- この作型はハウス無加温栽培であるが、夏季は定植後、雨よけ状態とし、
高温障害花軽減のため十分換気を図り、温度低下に努め、30度C以下とする。 サイドビニールによる保温は夜温が12度C以下になったら行う。
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図表1 |
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カテゴリ |
高温対策
栽培技術
出荷調整
宿根かすみそう
品種
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