タイトル |
桑種茎直播の適応品種、覆土深及び種茎長と活着性 |
担当機関 |
福島県蚕業試験場 |
研究期間 |
1991~1994 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1991 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
地域重要新技術開発促進事業により東北・一部北陸県と統一試験を実施し、 適応桑品種・種茎長について明らかにした。
- 適応桑品種はみつしげり、しんけんもち、ゆきあさひの活着が高く有望である。
特に、同品種は基部より2芽付けて1~6本まで発根を認め、穂木の有効活用も可能である (表1、表2)。
- 覆土の深さは、4cmが適当である(表3)。
- みつしげりを用いた種茎の大きさ別では、種茎に着芽数が多い程活着が高く、
発条数は種茎の長い程、発条数がやや多い傾向である (表4)。
- 技術・情報の適用効果
- 種茎直播による桑園開発は、機械化が可能である。
- 早期に多収穫桑園の確立が図られる。
- 超低コスト桑園開発が図られる。
- 適用の範囲
東北・北陸全域
- 普及指導上の留意点
- 適応品種はみつしげり、しんけんもち、ゆきあさひを選定する。
- 覆土は4cmとする。
- 種茎の芽数は3芽とする。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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カテゴリ |
機械化
桑
低コスト
品種
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