タイトル | 応力曲線の解析に基づくキュウリ果実の客観的かつ定量的な食感評価法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2007~2009 |
研究担当者 |
吉岡洋輔 堀江秀樹 杉山充啓 坂田好輝 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 応力曲線のフラクタル解析やパワースペクトル解析などに基づくキュウリ果実の新たな食感評価法により、キュウリ果実の食感(歯触り)を客観的かつ定量的に評価できる。 |
キーワード | キュウリ、食感、フラクタル次元、パワースペクトル、ピーク解析、二次微分 |
背景・ねらい | シャキシャキ、パリパリ、ポリポリなどの様々な言葉で表現されるキュウリ果実の食感(歯触り)は、キュウリのおいしさを決める重要な要素である。食感に関する試験研究や育種を行う際には果実物性の精度の高い評価が必要になるが、キュウリでは評価者の主観に基づく定性的な評価が広く行われている。一方、加工食品分野では、試料をプランジャーなどで破断するときに得られる応力曲線のフラクタル解析、パワースペクトル解析およびピーク解析などが加工物の食感評価に用いられている。本研究ではこれら解析法に加え、過去にキュウリ果実の物性評価のために開発された二次微分に基づく解析法(堀江ら2004; 園学研 3: 425-428)と食感(歯触り)の官能評価値との関連性を検証し、試験研究や育種に適用可能な客観的かつ定量的なキュウリ果実の食感評価法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 育種 加工 きゅうり 評価法 品種 |