タイトル | カンショ焼酎粕濃縮液を含む発酵TMRは泌乳牛の飼料として利用できる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2006~2009 |
研究担当者 |
鈴木知之 神谷裕子 田中正仁 服部育男 佐藤健次 |
発行年度 | 2009 |
要約 | カンショ焼酎粕濃縮液を添加して調製した発酵TMRは発酵品質に問題はなく、乳量および牛乳の風味に影響を及ぼさず、泌乳牛用飼料として利用可能である。 |
キーワード | カンショ焼酎粕濃縮液、発酵TMR、泌乳牛、乳生産 |
背景・ねらい | 濃縮と乾燥からなる焼酎粕処理施設の設置が近年急速に進んでおり、乾燥焼酎粕はすでに飼料として利用されている。乾燥調製には多くのエネルギー投入が必要であり、二酸化炭素排出やコスト等に課題があった。一方、濃縮液として飼料利用が可能となれば、飼料価格の低減にもつながり、排出者および利用者ともにメリットが高まり、焼酎粕の利用がいっそう促進されるものと考えられる。そこで、本格焼酎のうち最も生産量の多いカンショ焼酎に着目し、カンショ焼酎粕濃縮液を乳牛用発酵TMR(完全混合飼料)原料として用いた場合の発酵品質、栄養価、乳生産成績および乳の風味に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | かんしょ 乾燥 コスト 飼料設計 大豆粕 とうもろこし 乳牛 |