タイトル | 牛呼吸器病原因菌Mannheimia haemolyticaのキノロン系薬剤耐性 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2008~2009 |
研究担当者 |
勝田 賢 河本麻理子 三上 修 内田郁夫 |
発行年度 | 2009 |
要約 | M. haemolyticaのキノロン系薬剤耐性株は、1~3箇所のアミノ酸置換がキノロン耐性決定領域で起こっている。フルオロキノロン系薬剤耐性株は全て多剤耐性を示し、また、血清型および遺伝子型が同一であり、非常に近縁な菌株と考えられる。 |
キーワード | 牛、キノロン耐性、呼吸器病、多剤耐性、遺伝子型 |
背景・ねらい | 1991年に獣医療域での使用が認可されたフルオロキノロン系薬剤は、牛呼吸器病の主要原因菌であるM. haemolyticaに対して非常に高い効果が期待できる抗菌剤である。しかし、近年、本剤に低感受性から耐性を示す菌株の分離が報告されている。フルオロキノロン系薬剤に対する耐性はトポイソメラーゼ遺伝子のキノロン耐性決定領域(QRDR)の塩基置換により生じることが知られているが、M. haemolyticaの本領域を解析した報告は極めて限られている。本研究では、M. haemolyticaのキノロン系薬剤、フルオロキノロン系薬剤等に対する薬剤感受性を測定し、本菌の薬剤感受性動向並びにフルオロキノロン系薬剤耐性株におけるQRDRの変異について解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 薬剤 薬剤耐性 |