タイトル | 西アフリカ・サヘル地域における持続的作物生産のための有機物資材の必要投入量は0.8tCha-1である |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2008~2009 |
研究担当者 |
中村智史 林 慶一 大前 英 真常仁志 飛田 哲 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 西アフリカ・サヘル地域における土壌有機物動態の予測に対し、既存の土壌有機物動態モデルRothamsted Carbon Modelの予測精度は、調査した全ての土壌管理技術において概ね良好であり、土壌有機物動態の長期的予測は可能である。検証したモデルによれば、持続的作物生産のための有機質資材の必要投入量は約0.8tCha-1である。 |
キーワード | 土壌有機物、Rothamsted Carbon Model、サヘル |
背景・ねらい | これまでに多くの既存研究が、西アフリカ・サヘル地域の低肥沃度砂質土壌における、有機質資材投入による作物生産量向上と土壌有機物量の増大を報告しているが、多くは短期的結果に基づく報告であり、長期的視野にたった持続的作物生産を評価したものとは言い難い。このような短期的結果に基づく技術の長期的持続性の評価には、シミュレーションモデルを用いた予測が有効と考えられる。しかし、多くの既存モデルは温帯地域を対象として構築されたものであり、熱帯半乾燥気候であるサヘル地域において活用するには、モデルの適用可能性を導入前に検討する必要がある。そこで、既存土壌有機物動態モデルの中でも、利便性が高いRothamsted Carbon Model(以下Roth-C)の当該地域における適用可能性を、ニジェールの長期連用圃場で得られた実測データとモデル予測値の比較検証により明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 土づくり 肥料 乾燥 土壌管理技術 |