タイトル | ヒラメ細菌感染症(連鎖球菌)に対する抵抗性関連領域特定のための連鎖解析 |
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担当機関 | (独)水産総合研究センター 養殖研究所 |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
尾崎照遵 岡本裕之 岡内正典 荒木和男 山田敏之 松山知正 坂井貴光 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 本研究では、連鎖球菌症に対するヒラメの抵抗性遺伝子座領域の特定を目標として、作成した高密度遺伝子連鎖地図を参照に、F1家系における連鎖解析により、4連鎖群において細菌感染抵抗性に関連する候補領域を特定した。 |
背景・ねらい | Streptococcus iniaeを原因とする連鎖球菌症は、ヒラメ養殖において、魚病被害がみられる重要疾病である。本研究では、DNAマーカーによる遺伝連鎖解析を行うことにより、連鎖球菌症に対するヒラメの抵抗性遺伝子座領域を特定し、これら候補領域の位置情報を指標とした連鎖不平衡を利用するマーカー選抜育種、及び他の表現形質の重複化によるテーラーメイド育種を目標としている。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | これらの候補領域を指標に、連鎖不平衡を利用したマーカー選抜育種を計画している。まずはパイロット試験として、解析家系のF1兄弟個体よりマーカー遺伝型に基づく親魚選抜を行い、F2後代における連鎖球菌症に対する抵抗性の感染実験を行なう。マーカー選抜の有意性が確認できたら、実際の生産種苗にも交配して実用性の検討を行なうことを予定している。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 育種 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 |