タイトル | 副部改造による省エネ技術の既存漁船への応用 |
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担当機関 | (独)水産総合研究センター 水産工学研究所 |
研究期間 | 2007~2008 |
研究担当者 |
川島敏彦 三好 潤 西本 仁 土井康明 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 各種の漁船を調査して、副部の実態を明らかにし、底曳網漁船(95GT)、近海まぐろ延縄漁船(119GT)を対象に、船体性能に及ぼす副部の作用、副部の改良技術に関する研究を行った。この結果、副部の改造は速力の低い漁船種(底曳網漁船、まぐろ延縄漁船)に対する有効な省エネ技術であることを見いだし、ビルジキール、送受波器の改良法を開発した。 |
背景・ねらい | 漁船の省エネを図るため、船体副部の省エネ技術を開発する. |
成果の内容・特徴 | 各種の漁船の副部を調査し、実態を明らかにした。その結果、底曳網漁船、近海まぐろ延縄漁船など速力の低い漁船種に対する有効な省エネ技術になりうることを見いだし、ビルジキール、送受波器に対し模型試験法、数値計算法による改良法を開発した。 |
成果の活用面・留意点 | 本技術の普及の普及のためには、効果量の推定、尺度影響、漁船種類が異なる場合の追究が必要である。ついで漁船をシステムとして捉えたとき、船体抵抗の軽減が省エネにつながる場合、そうでない場合が考えられ、その物理的理由の追及、対策の検討が必要である。 |
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 省エネ・低コスト化 |