タイトル | スクレイピー由来異常プリオンタンパク質の土壌からの高感度検出法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2003~2007 |
研究担当者 |
長岡一成 吉岡 都 下嵜紀子 山村友昭 村山裕一 横山 隆 毛利資郎 |
発行年度 | 2010 |
要約 | Protein misfolding cyclic amplification(PMCA)を応用することにより、土壌中のスクレイピー由来異常プリオンタンパク質を抽出法よりも高感度に検出することができる。 |
キーワード | スクレイピー、Chandler株、異常プリオンタンパク質、PMCA、土壌 |
背景・ねらい | 牛海綿状脳症(BSE)やヒツジのスクレイピー等、伝達性海綿状脳症(プリオン病)の感染性因子プリオンは、異常プリオンタンパク質(PrPSc)を主たる構成成分としている。スクレイピープリオンの感染性は土壌中で数年間残存することが知られており、土壌を介した水平感染の可能性を評価するためには、PrPScの土壌中での動態を解析する必要がある。しかしながら、これまで報告されている土壌からのPrPScの抽出方法等は、土壌中の微量のPrPScを検出するためには不十分である。 Protein misfolding cyclic amplification(PMCA)は、試験管内でPrPScを増幅する方法であり、通常のウェスタンブロットでは検出できないようなごく微量のPrPScを検出するために極めて有効である。 ここでは、PMCAを応用して、土壌からスクレイピーPrPScを高感度に検出する方法を開発することを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 シカ 羊 |