タイトル | クサギカメムシ越冬集団の形成には触角を介した相互刺激と暗所選好が関与する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2005~2007 |
研究担当者 |
外山晶敏 井原史雄 栁沼勝彦 |
発行年度 | 2010 |
要約 | クサギカメムシ成虫の越冬時における集団の形成と維持には、触角により知覚される近接した同種個体間の相互刺激が重要な役割を果たす。また、同成虫は暗所を選好する行動特性を有し、これら環境因子に対する強い選好性が局所への集中を助ける。 |
キーワード | クサギカメムシ、越冬、集合性、定着性、光応答 |
背景・ねらい | 果樹の主要害虫であるクサギカメムシが越冬時に形成する集団のサイズは、翌年の成虫発生量を予測する有用な指標となり得るが、自然条件下でそうした集団を見つけることには困難を伴う。そこで、効率的な発生予察に資する、越冬集団が作られやすい人為的なトラップの開発を目的に、越冬集団の形成過程を行動学的に明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 害虫 カメムシ |