タイトル | プリオンの異種動物への馴化に伴う異常プリオン蛋白質の構造変化 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2008~2010 |
研究担当者 |
横山 隆 加来・牛木 祐子 遠藤 良 岩丸 祥史 清水 善久 今村 守一 舛甚 賢太郎 山本 卓司 服部 俊治 糸原 重美 入江 伸吉 |
発行年度 | 2010 |
要約 | マウスの異常プリオン蛋白質(PrPSc)の立体構造を特異的に認識するモノクローナル抗体(mAb 3B7)とスクレイピープリオン継代マウスの脳内のPrPScの反応性の変化は、プリオンの馴化に伴うPrPScの構造変化と関連している。 |
キーワード | プリオン、PrPSc特異抗体、スクレイピー、異種間伝播 |
背景・ねらい | プリオンの異種動物への伝達においては、宿主の正常プリオン蛋白質(PrPC)と外来の異常プリオン蛋白質(PrPSc)のアミノ酸の一次配列の違いに起因する「種の壁」が存在する。一方、プリオンは継代によって新たな宿主に馴化し、潜伏期間が短縮することが知られている。本研究は、PrPScの構造を特異的に認識するモノクローナル抗体(mAb)を作製し、その反応性を指標に、羊スクレイピープリオンのマウスへの馴化過程におけるPrPSc構造の違いを明らかにするとともに、プリオンの「種の壁」のメカニズムの解明を目指すものである。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 羊 |