タイトル | 炭素吸着剤の飼料添加によるブロイラー体内へのダイオキシン類蓄積制御効果 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
グルゲ・キールティ・シリ 山中典子 三上 修 岩切良次 本田和久 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 木質バイオマスを原料とした炭素系吸着剤を餌重量の0.5%添加することで、ブロイラーにおけるダイオキシン類の蓄積は大幅に低減ができる。 |
キーワード | ダイオキシン類、炭素吸着剤、鶏、ブロイラー、毒性等量(TEQ) |
背景・ねらい | ヒトが摂取するダイオキシン類はほとんどが食品経由であり、なかでも肉・乳製品、魚介類による摂取量が9割以上を占めている。ダイオキシン類によるヒトの健康リスクを低減するには、飼料や畜産物のダイオキシン濃度のモニターが重要であるが、様々な高度な測定技術を用いても、すべての家畜飼料やダイオキシン様化学物質をモニターすることは難しい。飼料のダイオキシン様化学物質全般を減少させるような手法が開発できれば、測定できない物質も含めた汚染を低減することにより、畜産物由来食品の安全性確保が実現される。 そこで本研究では、木質バイオマスを原料とした活性炭(炭素吸着剤、Food Saver)とダイオキシン類を飼料に添加し、鶏へのダイオキシン類移行量から、炭素吸着剤のダイオキシン類蓄積抑制効果と生体への影響を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 測定技術 鶏 |