タイトル | 現地での迅速判定可能なRIPA法によるトマト黄化葉巻病の診断法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
大崎秀樹 野見山孝司 石川浩一 |
発行年度 | 2010 |
要約 | トマト黄化葉巻病の診断に血清学的診断法の1種であるRIPA法を応用する。RIPA法では発症前診断が可能であり、簡便な操作により約10分で結果が判明するため現場圃場においての迅速な診断に適している。 |
キーワード | トマト黄化葉巻病、RIPA、TYLCV |
背景・ねらい | タバココナジラミが媒介するウイルス病であるトマト黄化葉巻病は全国的に広がり猛威をふるっている。本病防除には媒介虫の侵入阻止等や、二次伝染源となる温室内感染株の早期除去が求められる。現在、本病の診断には、病原TYLCV遺伝子の検出によるPCR法等の遺伝子診断法が主に用いられている。しかし、高額な機材および試薬が必要であり、またその操作も煩雑である。一方、血清学的診断法の1種である迅速免疫ろ紙検定(RIPA)法はろ紙中での抗原抗体反応により診断する方法で、なんら機材を必要とせず簡便に診断が行える。そこで温室内の感染株を早期かつ簡便に診断し、速やかな抜き取りを可能にするRIPA法を本病の診断に応用する。あわせて本病の他にトマトで問題となっているCMVによるモザイク病との同時診断を可能にする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 病害虫 タバココナジラミ トマト 防除 |