タイトル | 樹脂固化薄片作成による堆肥ペレットの微細形態観察手法 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2008~2010 |
研究担当者 |
久保寺秀夫 山根 剛 脇山恭行 荒川祐介 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 圃場施用前または施用後の堆肥ペレットに樹脂を含浸させ、固化、切断、研磨して薄片プレパラートを作成することにより、ペレットの微細形態(孔隙の量や連続性、固相の形など)を観察できる。 |
キーワード | 堆肥ペレット、微細形態、薄片プレパラート |
背景・ねらい | 堆肥ペレットはハンドリングや貯蔵性などに優れた有機物資材である。堆肥ペレットに関しては、各種作物への施用技術の開発と共に、ペレットに特有の温暖化ガス発生や養分の保持・放出性など資材特性の解析が進められている。ペレットは化学成分的には非成型の堆肥とほぼ同じだが、圧縮造粒により内部の微細形態は非成型の堆肥と大きく異なり、その形態を介して特有の資材特性が発現すると考えられる。そのため、ペレットの資材特性を解析する上で、微細形態は重要な基礎的データであるが、既往の知見は見当たらない。 そこで、土壌の微細形態観察に使用される樹脂固化薄片作成法を応用し、堆肥ペレットの薄片プレパラートを作成して微細形態を観察する手法の確立を図る。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 施用技術 鶏 |