タイトル | Bacillus amyloliquefaciensを用いたα-グルコシダーゼ阻害活性を有する機能性食品素材の製造方法 |
---|---|
担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
韮澤 悟 吉橋 忠 李 里特 森 隆 |
発行年度 | 2010 |
要約 | Bacillus amyloliquefaciensを用いることにより、α-グルコシダーゼ阻害活性を有する納豆様の機能性食品素材の製造が可能である。 |
キーワード | Bacillus amyloliquefaciens、α-グルコシダーゼ阻害、発酵食品 |
背景・ねらい | α-グルコシダーゼは小腸に存在する酵素であり、デンプン等の糖質をブドウ糖等の単糖類に分解する過程で働く消化酵素である。したがって、α-グルコシダーゼの働きを抑えることによって、食後の血糖の急激な上昇を抑えることができる。途上国等においても、健康への関心の高まりとともに、食品や農作物の健康機能性に対する要望が強まってきていることから、本研究では、東アジア・東南アジアで食経験のある菌種を対象にα-グルコシダーゼ阻害成分を産生する微生物についてスクリーニングを行い、タイ発酵食品トゥア・ナオで単離されるBacillus amyloliquefaciensを見出した。そこで、B. amyloliquefaciensを用いたα-グルコシダーゼ阻害活性を有する納豆様の機能性食品素材の製造方法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 | B. amyloliquefaciensを用いて製造したα-グルコシダーゼ阻害活性を有する食品素材は、血糖値上昇抑制効果のある栄養食品として利用可能である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 遺伝資源 機能性 小麦 機能性食品 大豆 とうもろこし 評価法 |