タイトル | 配偶子洗浄による新たなVNN防除技術の開発 |
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担当機関 | (独)水産総合研究センター 養殖研究所 |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
森 広一郎 佐藤 純 池田 和夫 佐古 浩 井手 健太郎 菅谷 琢磨 岩崎 隆志 虫明 敬一 照屋 和久 |
発行年度 | 2010 |
要約 | ウイルス性神経壊死症(VNN)は、PCR検査に基づく親魚選別や受精卵の消毒等の対策により、発生の頻度は大幅に低下したものの、未だクエやマハタ等のハタ類の種苗生産過程で発生し安定生産の大きな障害要因となっている。本研究では新たな垂直感染の防除策として、人工授精前の卵および精子を洗浄する方法(配偶子洗浄法)を開発した。 |
背景・ねらい | ハタ類は、市場競争力のある新規重要養殖種として量産化が進められているが、種苗生産過程に頻発するウイルス性神経壊死症(VNN)が、本種の安定生産の障害となっている。本研究は、新たな垂直感染の防除法の開発を目的とし、人工授精前の卵および精子を洗浄する方法(配偶子洗浄法)について検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 新たなVNNの垂直感染を防除する対策として配偶子洗浄法を開発した。洗浄した精子のウイルス除去率は低く、精子の洗浄方法については改良の余地が残された。本病は我が国のみならず東南アジアやヨーロッパなどの多くの国々において、数多くの魚種(30種以上)で多発していることから、種苗生産過程で本病の被害に苦しむ全世界の養殖産業にも波及する成果と考えられる。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 防除 |