タイトル | 酵素投入コスト削減のためのセルロース分解酵素リサイクル利用法 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2006~2011 |
研究担当者 |
小杉昭彦 Rattiya Waeonukul Chakrit Tachaapaikoon 森 隆 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 好熱嫌気性細菌が生産するセルロソームをリサイクルする方法及びその装置を開発した。この技術はセルロースから糖質を作るための糖化酵素を2回以上リサイクルする。従って、セルロース分解にかかる酵素コストを半分以下にできる。 |
キーワード | セルロース、セルロソーム、稲わら、Clostridium thermocellum、好熱嫌気性細菌 |
背景・ねらい | 好熱嫌気性細菌Clostridium thermocellumが生成するセルラーゼ/ヘミセルラーゼ複合体(セルロソーム)は、非常に高いセルロース分解能を有する。セルロソームの特徴は、セルロース結合能を有し、植物バイオマス分解に必要な多種類の酵素が一つのセットとして働いていることであり、反応後に基質を添加し酵素を基質に吸着させることにより回収し再利用(リサイクル)することが可能である。これは個々の酵素が別々に働くカビ既存酵素と全く異なる特徴である。もし酵素が2回リサイクルできれば、単純に酵素に掛るコストを1/2に低減できることになる。そこで本研究では、バイオマスの糖化工程のコスト削減に貢献する酵素使用量の低減を目的に、セルロソームのリサイクル糖化条件の最適化や小規模リサイクル装置の開発を行った。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.jircas.affrc.go.jp/kankoubutsu/seika/seika2011/2011_13.html |
カテゴリ | コスト |