タイトル | オイルパーム搾汁液を使った生分解プラスチックの生産 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
荒井隆益 小杉昭彦 森 隆 村田善則 B. E. Lokesh K. Sudesh |
発行年度 | 2011 |
要約 | 樹齢25年以上のオイルパーム廃棄木搾汁液中の糖を原料にBacillus megaterium MC1株を用いて代表的なバイオプラスチックであるポリヒドロキシ酪酸(PHB)を効率よく生産できることを示した。 |
キーワード | バイオプラスチック、オイルパーム、農業廃棄物、バイオマス |
背景・ねらい | 現在、バイオプラスチックは原料としてトウモロコシデンプンや食用油が用いられているが、石油由来のプラスチックに比べて価格が高く、食料との競合を引き起こすことが懸念される。一方オイルパームは、東南アジアにおける代表的な農作物であるが、油脂生産性を維持するために20年~25年ごとに伐採更新され、その際大量の廃棄木が発生する。我々は、オイルパーム廃棄木搾汁液中に大量の糖が蓄積されることを見出すとともに酵母及び乳酸菌を用いて搾汁液からエタノール及び乳酸を効率的に生産できることを明らかにした。PHBは熱耐性及び生分解性にすぐれておりポリ乳酸と共に需要拡大が期待されている。そこで廃棄物である搾汁液からの安価で効率的なPHB生産技術の開発を目指す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.jircas.affrc.go.jp/kankoubutsu/seika/seika2011/2011_14.html |
カテゴリ | 需要拡大 とうもろこし |