タイトル | 黒潮本流域におけるマサバ漁場形成 |
---|---|
担当機関 | 神奈川県水産技術センター |
研究期間 | 1995~2010 |
研究担当者 |
岡部 久 清水顕太郎 川島時英 黒田敬子 吉田 彰 萩原快次 安倍基温 前田洋志 千野 力 東元俊光 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 伊豆諸島海域でのたもすくい網によるマサバ漁場は黒潮内側域に限定されると考えられてきたが、2010年漁期の中盤、黒潮本流域に入った三本を含む三宅島周辺海域でマサバ親魚が集群し、漁場が形成され続けた。過去の漁況と海況を振り返ると1983年にも同様のケースがあったと見られる。今回観察された黒潮本流域での集群・産卵はマサバの加入量変動の要因解明に資する現象として注目される。 |
背景・ねらい | 2010年漁期の伊豆諸島海域で、教科書的には黒潮内側に限られると考えられているマサバの漁場が、黒潮本流域に形成された。そこで産み出された卵の生育場への輸送は加入量変動に影響する大変興味深い現象であると考えられることから、当該海域における過去の漁場形成の事例を含めて精査した。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 | 産卵場におけるマサバ親魚の挙動のモニタリングを続けることにより、資源の回復期にあると見られるマサバの資源管理と、漁況予測の精度向上に資する。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=3172&YEAR=2011 |
カテゴリ | モニタリング 輸送 |