タイトル | 輸出上の障害となるコーヒーオオハリセンチュウの植木産地からの初記録 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2009~2011 |
研究担当者 |
酒井啓充 武田 藍 水久保隆之 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 千葉県植木生産ほ場内のイヌツゲ根辺土壌から検出されたオオハリセンチュウは、植木・盆栽類の海外輸出に際し輸入国植物検疫で厳しい検疫措置の対象となる本邦未記録のコーヒーオオハリセンチュウおよび未記載種である。 |
キーワード | Xiphinema brevicolle、千葉県、イヌツゲ、輸出、植物検疫 |
背景・ねらい | オオハリセンチュウ属(Xiphinema)は主に多年生草本や樹木類の根に寄生する植物寄生性線虫である。本属は植物ウイルス媒介種を含むため、農業上、特に植物検疫において重視される。日本においては、ブドウファンリーフウイルスを媒介するブドウオオハリセンチュウ(Xiphinema index)が本邦未発生の重要病害虫として特定重要病害虫に指定され、特にその侵入が警戒されている。近年、植木・盆栽類の輸出額が増大しており、注目を集めている。一方、特に欧州における植物検疫での有害線虫発見による検疫措置の増加により、輸出コストが増大している。ここで特に問題となるのがオオハリセンチュウである。日本国内において植木・盆栽類に寄生する線虫類に関する知見はそれほど多くないため、植木類の主要産地の一つである千葉県において、オオハリセンチュウの寄生状況を調査する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2011/152e0_10_11.html |
カテゴリ | 害虫 コスト 植物ウイルス 植物検疫 輸出 |