タイトル | チャの侵入新害虫チャトゲコナジラミとカンキツ害虫ミカントゲコナジラミの識別法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2009~2011 |
研究担当者 |
佐藤安志 上杉龍士 上宮健吉 上田重文 笠井 敦 山下幸司 吉安 裕 |
発行年度 | 2011 |
要約 | チャの新害虫チャトゲコナジラミは、カンキツ害虫ミカントゲコナジラミとは遺伝的に異なる別種の侵入害虫である。両種は、mt-COI遺伝子、成虫前翅の白紋数、4齢幼虫外縁の白帯幅の違いなどにより識別できる。 |
キーワード | チャトゲコナジラミ、ミカントゲコナジラミ、侵入害虫、新害虫、mt-COI |
背景・ねらい | 平成16年、京都で初確認されたチャ加害性のトゲコナジラミは、20世紀初頭に日本に侵入・定着してカンキツ類の害虫となったミカントゲコナジラミAleurocanthus spiniferusとは異なる新種のチャトゲコナジラミA. camelliaeであることが明らかとなった。現在本種の被害地域は急激に拡大しており、分布拡大防止策や適切な防除戦略の構築のためには、効率的なモニタリング法の確立が欠かせない。しかし、日本の本州以南には既にミカントゲコナジラミが広く分布するため、効率性が高い成虫の侵入モニター調査等においては両者を確実に識別する必要がある。そこで、両種の遺伝的関係を解明し、分子生物学的手法を用いて両種を確実に識別する手法を開発する。また、形態形質等を精査し、両種をより簡易かつ迅速に識別するための外部形態上の差異を見出す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2011/152b0_01_22.html |
カテゴリ | 病害虫 害虫 シカ 植物検疫 茶 防除 モニタリング その他のかんきつ |